スポーツ振興事業
U-12クラス サーキット式ウォーミングアップ
スポーツ振興事業
- #青南AC
2022/09/27
こんにちは、InterSEAです。
本日は、U-12クラスのレッスンの中から、ウォーミングアップとして行っている、「サーキット式ウォーミングアップ」の様子をご紹介します。
世間一般的にアスリートが行うものではなく、U-12世代に応用した特別プログラムです。
数週に渡り練習してきた「サーキット式ウォーミングアップ」ですが、新しく加わった内容やルールなど、少しずつ形を変えている練習の様子をお伝えします。
まずは、左右の足をクロスするようにジャンプする「スイッチ」です。
最初は、足をクロスさせようと意識した結果、身体全体が横を向いてしまうことやバランスを崩してしまうこと、
足がうまくクロスできず、リングの中に足が入らない、そんなことも多々ありました。
日々のレッスンで練習を重ねた子ども達は、リングの位置を身体で覚え、安定感を掴み、2つのリングの真ん中に重心を置き、リングの中央に着地出来ているのが、写真からもお分かり頂けると思います。
この成果が神経がきちんと繋がった証明となります。
4~6月までの単元で練習していた「ハードルジャンプ」も引き続き反復練習をしていたため、綺麗な姿勢が出来ています。
また、ハードルジャンプとラダーの間の接地時間を短く、すぐさまラダーに入る意識も身についてきました。
ラダーでは、「開閉ジャンプ」をメインに練習してきました。
開閉ジャンプでは、ただラダーのマスごとに足を「開・閉」するのではなく、
「開」ではラダーの黒い紐の外側ギリギリに接地、「閉」ではマスの中心に足を揃える様に接地する形を練習してきました。
ラダーの位置や幅を判断する定位能力や、身体の動きを調整する調整能力を磨きます。
また、身体を少し前に倒した形で、自然と身体が前に出る感覚を受けながら、リズムよくテンポの速いラダーを練習しました。
この「前傾姿勢の大切さ」については、かけっこ教室でも菊地コーチが教えてくれていました。
また、最近では、コーンの上を左右に跳び越える「サイドハードルジャンプ」も練習してきました。
これは、リバウンドジャンプの応用で独自のプログラムです。
サイドハードルジャンプでは、アキレス腱に刺激を入れ、腱を強くしながら身体のバネを育てます。
この一連の流れを使い、チームの周回数を競う「2分間走」や「リレー」なども行ってきました。
リレーでは、列の後ろ側へ周り、全員でタッチを繋ぎ、次の走者へバトンタッチとなる少し変わったルール。
そのため、チームごとの工夫が光ります。
全員で身体を横に大きく広げて既にタッチした状態で待つチームや
先程のチーム同様に、左右に大きく広げながらも、次の走者は前を向いてスタートに備えるチーム等、チームごとの作戦によって工夫している姿はとても見ごたえがあります。
アンカーが座るまで順位が分からない程、接戦となるレースでは、応援にも熱が入り大盛り上がりとなっています。
今回は、今単元でウォーミングアップとして行ってきた「サーキット式ウォーミングアップの今」をご紹介しました。
7月の単元開始当初とは、形も大きく変わり、生徒の成長に合わせて変化してきました。
いよいよ最後の週となった単元ですが、次はどのような練習が待っているのでしょうか?楽しみですね!