スポーツ振興事業
Mアカデミー第25回小・中学生陸上競技交流大会【後編】
スポーツ振興事業
- #全拠点
2022/06/09
こんにちは、InterSEAです。
本日は、【後編】となります。
後編では、午後に行われた「小学2年 50m」・「小学4年 60m」・「小学5年 走幅跳」・「4×100mリレー」の様子をお伝えします。
【前編】はコチラ
小学2年 50m
こちらは、2年生のウォーミングアップ。
ただ走らせるなどは一切しません。
身体がより動きやすくなるように工夫を凝らしたウォーミングアップの後、短距離走で大切なスタート姿勢を確認。
自分の走るイメージを大切にしながらウォーミングアップを行います。
実は、小学2年生以下が出場できる試合は少ないので、出場できることだけでも凄く貴重です!
いよいよスタート!
しっかりと前を見据えて走れています!
組2着!
大接戦!
3位入賞まで、0.08秒差という結果に。惜しい!
2年生の場合はまだ周囲の選手の位置などによって大きく走りが影響してしまいます。
様々な練習を通して、自分のレーンを走り切れる集中力を育むことが大切になりそうです。
小学4年 60m
続いて、注目の4年生。
今回はチェイサークラスのメンバーが出場します。
スタートから加速の部分を意識して緊張感のあるウォーミングアップを行いました。
女子からのスタートです。
伸びやかな走りが出来るようになり、全体8位!
これが予選・決勝のある大会だったら、決勝進出です。
こちらは優勝したいという熱い想いが体を動かしてしまい、初のフライングも経験しましたが、気持ちを作り直してスタート。
彼の長所の思い切ったスタートは影を潜めましたが、最後の追い上げで3位と0.01秒差の4位。
地力を見せてくれ、日清カップに向けていい勉強になりました。
仲間の想いも背負ってスタート!
高速ピッチを最後まで維持し、駆け抜けました!
結果は・・・見事優勝!
レース後には表彰式。堂々と表彰台の1番上ヘ!
前回の大会での悔しい思いを練習に生かしてきた成果ですね。
結果的には、4年生の個人種目2つを優勝で飾るという快挙です。
小学5年 走幅跳
続いて、5年生の走幅跳です。
今大会では体格の良い選手も多数いました。
さらには、プログラムが変わり5・6年生が合同となり恐らく全国を目指す選手もいたので、言葉で表せないような緊張感のある雰囲気に・・・。
「緊張しすぎてやばい・・・」とコーチへ話しながらも競技へ。
震えるほどの緊張感の中でも、思い切ったジャンプ!前回大会よりも記録を伸ばすことが出来ました!
そして、何よりも緊張感を受け入れ、そこに打ち克とうと自分の心に立ち向かったことが素晴らしい経験になりました。
4×100mリレー
大会最後は、4×100mのリレーです。
アンカーを務める彼は、最後の最後まで念入りにバトンパスの確認をします。
運動会と違い、全力で走りながら後ろを一切見ないでバトンパスを行うのが、陸上競技。
仲間との信頼関係、個々の役割をしっかり果たせるかで結果が異なってしまいます。
リレーでは、競技場全体から注目が集まるため、これまでと少し違った緊張感の中でスタート!
今回は、4チームが棄権をしたことで、なかなか走りにくい展開でしたが、
先程走幅跳に出場したばかりの1走の子が、素晴らしいスタートでアウトレーンの子へ落ち着いてバトンパス!
(緊張感を超えて、またひとつ成長をしました)
バトンを受け取った2走が更にリードを広げ、良いスピード感のままバトンパス!
前回の大会時よりとてもスムーズなパスがつながりました。
リードを保ったままアンカーへ!
リードを大きく広げたまま最後の直線です。
全員の頑張りが実り、前回の大会より2秒以上タイムを縮めることが出来ました!
良い記録が出せた事と、競技が終了した安心感からか笑みがこぼれました。
さらに良かったことは、コーチからではなく仲間の中で「次はもっとこうしよう」・「バトンパスは~してほしい」などと
次への改善点や仲間への指摘などが活発に行われたことです。
言われたことをやってるだけ
やらされている環境
では、決して起こらないことです。
子ども達自らが「やりたい」と思い、「次」を見据えた向上心があるからこその会話が素晴らしいと感じました。
最後は、菊地コーチとリレーメンバーで記念撮影。
天候も心配されましたが、雨に打たれる事もなく好記録続出の笑顔の溢れる大会となりました。
出場してくれた全員が力を出し切ったと胸を張って言える1日になったと思います。
大会という1日で子ども達の成長は加速します。
秋にも全学年が出場できる公式戦があります。
その時は、さらに多くのメンバーで出場出来たらと思います!
これからもみんなで頑張っていきましょう!