神経系に刺激を入れつつ、気づけばサッカーが上達②

スポーツ振興事業

  • #青南AC

2022/02/26

コーチの菊地です。

現在、平日のU-12(小学生)クラスの様子をお伝えしていますが、本日はその②となります。

▼前回はコチラ

アカデミーでやっている内容は、コーディネーショントレーニングが軸となる練習ばかりです。
それでは、ご覧ください。


①でもご紹介したように小刻みな動きをスラローム走。


その後、カラーコーンを素早く1周。


どうしたら速く回れるか、考えます。


自分の得意な向きを探すのも1つです。


遠心力や慣性モーメントなんて子供達は知る由もありません。


いかに体験的につかんでいくか、そしてそれを後日理科や物理の学問を通して、理解を深めていくか
こうして、一生モノの力が育っていきます。


続いてリングジャンプ。
これまでやってきた色別に動きを変えることに加え


目で見た距離にちょうどよく入れるように力を調整して、ジャンプ!

「え?簡単じゃん」

と思われると思いますが、意外と難しく、子供達はリングの手前に着地してしまったり、リングを超えてしまったり、様々な動きが発生します。
さらには、子供達が微妙にリングを踏むので、毎回リングの位置が変わります。
同じ練習が2度とできないので、その時その時の力の感覚(出力)を磨くことができます


力の調節や距離感を高めたら即敏捷性を高める速い動き。
この考える余地がなく素早く行動しないといけないところがポイントです。
こうして、サッカーのプレーの前にかなりの身体能力を高めています。


そして、そのままジグザグに素早く切り換えダッシュを行い、中央付近から出てくるスルーパスへ走りこみます。


一瞬でどこにパスが来るかを判断し、そこからゴールを決めるに適切な場所へと走りこみます。


ゴール付近へパスが出た時は素早いダッシュとワンタッチでシュートを決められるように。


障害物コーンの手前に出た時は、トラップでそのコーンを抜き、できるだけその次のタイミングでシュート!


ゴールが2つ重なっていますが、これは学年によってシュートの仕方が変わっています。
低学年はどちらでも入ればOK。高学年は高い方を狙います。

上級者は、倒れているゴールに入れずに、浮かせて奥の高いゴールに入れるようにしたり、
その逆で、低い弾道のみのシュートのみを有効にしたり、一瞬の判断でシュートを区別できるようにしています。

このようにただあるものに疑問を持って、工夫を重ねる練習をすることで、たくさんの成長を生み出しています。

もちろん、これだけではありませんが、たくさんのプログラムによって子供達の成長が加速しているのではないでしょうか。

いよいよ、3月はゲームメインの練習月間となります。
ここまでで学んできたことをゲームに生かせるように頑張りましょう!

そして、4月からは「かけっこ(陸上競技)」内容になります。
ぜひお楽しみに!

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