球技を通して「スキルアップの三原則」を学ぶ

スポーツ振興事業

  • #青南AC

2022/11/09

こんにちは、InterSEAです。
10月からは身体能力のベースアップ、神経系トレーニング、なわとび、そしてバスケットボールに取り組んでいます。
運動能力調査において「投げる」動作が課題という子が多いという現状を受け、今年はより丁寧にボールの扱いから取り組んでいます。


まずは、ボールに慣れるところから。
オリジナルプログラムである「キャッチボールアップ」です。
このキャッチボールアップでは、バスケットボールだけでなく、バレーボールやハンドボールなど様々な球技でも生かせる3つの能力を磨きます。


ボールをボウリングのように転がす練習を通して「スペーシング(空間的把握)」を。


ドリブルとパスを組み合わせた、試合も想定したバウンドパスを通して「タイミング(時間的把握)」を。


身体のしなりを使って地面にたたきつける様に投げるジャンプスローなどを通して「グレーディング(力の調節)」を学びます。


これらを通して、スキルアップの三原則となる「スペーシング」・「タイミング」・「グレーディング」を磨いています。

1か月経過時の課題は「スペーシング」だと感じています。
パス、ドリブル、キャッチ、全てにおいてボールがどこにあるのか、どの位置で触ることでボールコントロールが出来るかこれからの課題になりそうです。


ボールに慣れる練習に続いて、ゲームに向けた練習も行ってきました。
こちらは「ランパス」と呼んでいる、走りながらペアでパスを繋いでいく練習です。


ポイントは、パスを投げる位置です。
子ども達の場合、今相手のいる位置にパスを出したくなってしまいます。
しかし、相手は進んでしまうので、相手の進む方向やスピードを考え、スムーズに前に進む見通しを持つことが大切になります。
最初はラグビーのように、キャッチとパスを交互に繰り返すように進んでいましたが、約1か月のレッスンに渡って練習してきた子ども達は、パスを受け、ドリブルし、パスをする動きが徐々にスムーズになってきました。
これを試合形式の練習で生かせるようになるのが次の課題です。


こちらは、最初のシュート指導の様子です。
膝を曲げて、全身を使ってシュートを放つイメージを掴んでもらうため、最初はゴール下からのシュートを始めました。


徐々に、全身を使ってボールを投げる事に慣れてくるにつれて、距離を離し、少し遠めのシュートや


角度を変える等、様々な位置からのシュートを練習して、自分なりの得意な距離・角度を見つける練習も行ってきました。
最初は「0-0」だったミニゲームも今では「10-6」などと得点がとれるように成長しています。


最近では、バスケットボールが得意な子ども達には、「レイアップシュート」や「バックシュート」などにも挑戦しています。
それぞれのレベルに合った必要な練習が出来るようになってきており、これからの成長がより楽しみになっています。

何事にも成長する気持ちを大切にしましょう!

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