チャレンジカップへの軌跡【後編】

スポーツ振興事業

  • #全拠点

2024/11/02

InterSEAです。
本日は、チャレンジカップ陸上競技大会に向けた軌跡【後編】になります。
過去の先輩たちの歩みと合わせてご紹介します。

■【前編】はコチラ

Instagramより、子ども達の様子をご覧ください!

Instagramにて日頃のレッスンの様子や大会の様子を公開しています。
ぜひご覧ください。

1レースに賭ける思いを準備(大会の裏側)


大会は深夜からの場所取りから始まり、7:00頃には大勢のチーム、大会関係者が集まり、独特の雰囲気の中始まります。


スタンドから見る大会は、このように短距離走の全力疾走


走高跳


走幅跳


ジャベボール


ハードル


など様々な競技が行われます。
短距離ではタイムレースと言って、全競技者のタイムを計測し、上位8人だけが決勝へ進める狭き門があります。
100名以上の中からたった8名だけが決勝へいけることもあり、応援側はハラハラドキドキできます。

試合前の子ども達の準備と試合中の子ども達


子ども達は到着するとゼッケンを付けて、試合に向けた準備へ入ります。


コーチ陣と一緒に種目に合わせたW-upを実施。


すぐ近くで声をかけながら、1本のレースに向けて気持ちと身体の準備をします。


動きに課題があれば、その修正を行い


速い動きを確認して、レースへ挑める準備をします。


レース前には個別にアドバイスも。


みんなの代表のリレーは、その日のコンディションや予選のタイムを見ての大事なMTGがあります。


必要な場合は、実際に競技場内でバトンパスの最終確認を行うこともあります。


W-upの中は、バトン加速で走り出すタイミングの練習や


バトンを渡す練習をしながら、身体よりもバトンに慣れること、そして相手との意思疎通を確認します。


ハードル種目の場合は、当日に実際にハードルを2~3本跳んで、身体の感覚を合わせることもあります。
こうして、それぞれが準備をしながら1本のレースに向けて準備をしています。


走高跳や走幅跳は、試合中の1本の試技ごとに修正時間を取ることが出来ます。


そこで1本1本、コーチから競技の様子を見て修正ポイントのアドバイスが行われ、少しでも自分の力が発揮できるように準備しています。


試合直前は自分の緊張感との対話です。


全員が良い結果を残すということは難しいものですが、緊張感の中、自問自答し、少しでも自分の100%を…いえ、101を出せるように懸命にチャレンジしています。


こうした1つ1つの経験、喜び、悔しさ、様々な感情が子ども達の「非日常」を創り、大きな成長へ繋がります。
大会に出ると、1人1人にこんな経験が待っています。

過去の先輩たちの軌跡


現6年生は、3年生の頃から大会にチャレンジし、今年全国・東日本を賭けた試合へ挑みました。


東京都のライジングスター(次世代を期待するメンバーたちの大会)にも選出され、リレーにチャレンジもしました。


でも、そこに行きつくまでは今大会と同じようにMTGや様々なレースを経験し、悔しい思いも嬉しい思いも沢山してきました。


1つの小さなポイントにこだわり、妥協しない自分達を目指し


真剣だからこその楽しさ、目標を追うという楽しさを学び、体感し、いつしか自らの思いとなっていきました。


チームだからこそ頑張れるということも沢山ありました。


真剣だからこそ生まれる絆が子ども達を強くたくましく成長させてくれます。


そして、感謝の気持ちを忘れず、1歩ずつ成長を遂げていきます。


1人のちいさな力が集まると、時に想像もできない力を発揮することもできます。
そして、これが学校生活へ繋がり、自分の目標に対する努力へと繋がる。

なお、女子チームは港区の連合運動会でも優勝をしたと聞いています。学校でも自信をもって取り組める財産となっているのは嬉しい限りです。
是非、来年は新たな子ども達が多くの経験をしてくれることを祈っています。

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