【U-15】将来の全国大会に向けて ~1年生の挑戦~

スポーツ振興事業

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2025/07/30

本日はU-15クラスメンバーの大会の様子をお伝えいたします。
今回は、地区予選を突破した2人のご紹介です。
ハイレベルなこの大会、どんな様子だったのでしょうか?

中学生の大会ってどんな感じ?

中学生になると4月に記録会、5・6月に地区予選、7月に東京都総合体育大会、通信陸上競技大会東京都予選という流れになり、1つの大会に出るというよりは勝ち抜きながら上位大会へ進出する流れになります。
さらに標準記録突破やレースを勝ち抜いた場合、8月に関東大会や全国大会に進出することができます。
※暑熱対策で来年以降は大会日程が変わる可能性があります。
※区や民間団体レベルでの大会や大学記録会などもあります。都道府県ごとに大会の形式は異なります。

Instagramより、子ども達の様子をご覧ください!

Instagramにて大会の様子を公開しています。
ぜひご覧ください。

中1男子100mの挑戦


短距離走の花型種目といえば、100mです。
今回、地区別大会を通過し、都総体では、12秒31(9位:8位まで0.01秒)まで記録を伸ばし通信陸上へ。


中学生になると、大会当日のウォーミングアップが重要になります。
1つ1つの動きを洗練化し、最大限のパフォーマンスが発揮できるように準備します。


同時に力発揮をより強めるための全身の連動性も重要となるため、ウォーミングアップを通して確認を行います。


最後は、競技場のタータンとの相性を確認。
スパイクを履き、競技場ごとに異なる反発感や感触を確かめ、レースへ挑みます。


W-up中はコミュニケーションが欠かせません。
客観的に見た動きと、走っている生徒本人の感覚をすり合わせ、その日の動きを修正し、より高パフォーマンスが出るフォーム(動作)を作ります。


今回はC決勝で1位を獲得。
3週連続試合という連戦は初めての中、連戦の戦い方、調整の仕方などに課題を残しつつも、今できる力を発揮してくれました。

中1男子走幅跳でのリベンジ


前回の都総体では、わずか2㎝の差で悔しい9位だった経験をバネに、今大会では入賞を目指します。
W-upでは、全身を上手に使えるように様々なストレッチなどから行います。


100mと同様に速い動きは欠かせません。神経系に刺激を入れて、短い時間に強い力を発揮できる身体を作ります。


コミュニケーションを取りながら、自分の理想の動きを見据え、よりよい準備をしていきます。


跳躍競技の場合は、「反発」のもらい方と「力の方向性」が重要となるため、踏切時に逆足(遊脚と呼びます)がどの位置にあるか、それによってパフォーマンスが変わるので、重点的に確認をして試合へ挑みます。


試合の中でも1本1本の試技をコーチが確認し、動きや修正ポイントを指導。
この修正を繰り返しながら、予選3試技へ挑み、上位8名はさらに決勝試技3試技(合計6試技)にチャレンジします!


今回は「4m84」・「5m01」・「ファール」という予選結果で、7位通過。
決勝進出者は、このようにフィールドに並び、会場全体にファイナリストの紹介が行われます。


その後決勝。㎝単位の微調整を繰り返し、「5m04㎝」の自己ベストの跳躍を見せてくれました!


見事8位入賞!(7位とは1㎝の差)
しかしながら、中学生の大きな舞台で、見事入賞を勝ち取りました!
おめでとうございます!

このように競技として真剣に挑む生徒が多数いるのが中学生以降の大会になります。
小学生年代とはまた異なる緊張感、そして楽しさがあるのが中学陸上です。
今後もU-15クラスの活動をご紹介していきますので、お楽しみに!

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