スポーツ振興事業
上達のコツは「考え方」
スポーツ振興事業
- #青南AC
2023/02/04
今日は、InterSEAです。
本日は、サッカーレッスンの中から「ボールタッチ」に視点を置いた練習の様子をご紹介いたします。
ボールに触れる感覚を身に付けるボールタッチ
InterSEAでは、さまざまな種類のボールタッチを練習してきました。
基本となる、ボールの後ろに立ち、ボールの真上から軽く触れるタッチや
ボールの真横に足を置き、ボールを左右にまたぐようなタッチ
パスなどでよく使う足の内側(インサイド)でボールの中心を左右から連続して触れるタッチ
時には、テニスボールを使って、サッカーボールとの大きさの違いを付けながらも、ボールを見なくてもなんとなくの感覚でボールを扱えるようになる練習をしてきました。
ボールタッチをドリブル練習に応用
続いては、ボールタッチを応用したドリブルの練習です。
10秒間のボールタッチの回数=ドリブルのタッチ数となるようなタッチで校庭の反対側にあるラインを目指します。
最初は、約20mの間に20回以上のタッチが求められるので、ゆっくりと細かなタッチで慎重に進む子ども達
反対に少ない数のタッチでは、ボールを前に蹴りだすように進み、タッチの数に応じて力加減を調整する力を磨きます。
それと同時にここで大切なことを子ども達に伝授。
- 例えば「20回」触ることが目的なのか。
- 試合で生きる「高速ドリブルのタッチを20回」するのか。
この「作業を目的とするか」、「目的を見据えて練習するか」という考え方で練習の仕方が変わります。
子ども達は、慣れてくれば実際にゲームの中で生きる細かく素早いドリブルに変化します。
だからこそ、練習時の「考え方」で上達速度が変わります。また、その考え方は学習にも必ず繋がります。
相手を交わしてのドリブルには、細かなボールタッチで素早い方向転換なども求められます。
ただ、ドリブルの練習をするのではなく、実際の試合でのプレーを想定した練習が行われていました。
実際に試合の中でこの細かな素早いドリブルから生まれるゴールを楽しみにしています!
そして、スポーツの練習を通して、自らを上達に導く思考方法を身に付けて欲しいと願っています!