スポーツ振興事業
実は運動能力向上!目先を変えたサッカーレッスン
スポーツ振興事業
- #青南AC
2023/02/06
こんにちは、InterSEAです。
本日は、一見変わったサッカーレッスンの紹介をします。
視野を広くしながら、自然と神経系を育む
ウォーミングアップでは、四角形や五角形、時には六角形になり、中心に置いてあるボールを素早く自陣に3つ揃えるゲームを行っています。
ドリブルだけではなく自陣へパスをして、ダッシュして追いつき、ボールを止めるなど様々なルールが存在します。
このゲームの特性として、ただ自陣に3つ集めるだけではありません。
先に相手に揃えられないように、相手の個数を確認することも大事なことです。
また、時にはテニスボールを使い、親指と小指だけでボールを持つなど、様々な視点からレッスンを行っています。
ついにのぼり棒が登場!
のぼり棒は上半身、下半身を上手に連動させることでスイスイのぼることができます。
ポイントとは、滑り落ちないように足で登り棒を常に挟んでおいて、瞬時に上下の手の位置を変えることです。
まずは瞬時に上下の手の位置を変える感覚を掴むことが重要になります。
これらの能力が身に付くことで、一見関係のなさそうなボールを力強く蹴る能力やボールを遠くに投げる能力、速く走る能力等に繋がってきますので、頑張りましょう。
レッスンでは、ドリブル鬼ごっこの鬼がのぼり棒をのぼってから追いかけたり、のぼりきってから逃げたりと、色々なバリエーションがあります。
昨年は多くの子ども達がマスターしていましたが「去年できたのに、あれ?」ということも見られました。
やはり「継続」が大切ですね!
実践に向けた1on1対決
いよいよサッカー練習と思いきや、1on1の前にはラダーが。
ここでも神経系トレーニングを行ってからボールへ向かいます。
「速く・正確に」できれば、いち早くボールを取ることができ、攻撃側に回れるというタイプのこの練習。
子ども達のやる気に火が付きます!
ラダーを終えてから、相手の位置や動きを観て、攻撃に向かうか守備に向かうかを判断します。
(ルールは、早くボールに到達した方がボールを取ってゴールを狙いに、ボールを取れなかったら素早く守備に切り替え、ゴールを守ります)
このような判断を素早く的確に行えることが、サッカーのみならず全てのスポーツにおいて必要になってきます。
また、1つの技術を練習をするのではなく、様々な運動要素を組み入れることで、神経系が発達し運動能力向上に繋がってきます。
練習の成果を発揮するためにミニゲーム
1月の基礎練習の成果が出て、以前よりパスが回るようになりました。
そうすると結果的にフィールドを広く使おうとする気持ちが芽生えてきます。
そして、徐々に人が走るよりボールのが速いと気づき、パスゲームへ繋がります。
2月はポジショニングを意識すると同時に、パスやシュートの精度も徐々に高め、レベルアップを目指す予定です。
一見サッカーに関係なくても最終的にはその種目の力に繋がってくるという不思議があります。
是非、目の前の練習を大切にしていきましょう!