【夏休み限定・専門練習会】「音を使って走りを磨く!」

スポーツ振興事業

  • #全拠点

2025/08/06

今回、少人数限定の「夏休み限定・専門練習会」を行いました。
通常は大会で結果を残すために専門種目を行う練習がメインとなりますが、今回は原点に立ち返り「①自分の走り方を知る・②自分の走り方を変える・③身体に刺激を入れる」をテーマに行いました。
その様子をご覧ください。

Instagramより、子ども達の様子をご覧ください!

Instagramにて大会の様子を公開しています。
ぜひご覧ください。

「己を知り、己に克て」


今回の練習会は少人数限定かつ「強化」・「育成」グループに分けて、より細かな点を学べるように練習会を行いました。

強化組:自分の100mの歩数を知り、そこから目標のピッチ(足の回転数)の練習をしよう


強化組は、まずはスピードを出すときに使う全身の筋力へ刺激を入れるトレーニングから始まりました。
自分の身体のどこを使えば速く走れるのかを知ることから始まります。


これは、筋力トレーニングではなく、力を発揮するときに使いたいポイントを理解するために少ない回数で正確に行います。


続いて刺激を入れた場所を使い、身体を大きく動かすためにダイナマックスW-upを行いました。
そして、最後はラダーで「大きく動かせるようになった身体と筋肉」を「速く」動かせるように刺激を入れます。


その後、1人1人100mを測定し、動画を見ながら自分の歩数を確認しました。
そしていよいよ、この練習会のメイン「BPM(メトロノームのテンポのようなイメージ)」を使った高速ピッチを獲得する練習です。


この練習は、自分の身長、歩数、目標タイムによって異なるBPM(音)を聞き、それに合わせて足を動かすという、完全に個別化したプログラムとなります。
この練習を通して、1人1人にとっての適切な速さを音から学び、感じ取り、自然と目標達成に近づけることを目的としています。
もちろん、1度だけでは身につきませんので、次回8/7(木)や8/17()にも実施予定です。お楽しみに!

育成組:正しい走り方を学び、上手に身体を動かせるようになろう!


育成組は、初めて専門練習会に参加するメンバーや日頃の専門練習会で「●●が難しかった」や「××をマスターしたい!」という子ども達のより丁寧なフォローを行いました。


お家でも出来るような壁などを利用した動き作りも徹底し、復習がしやすいようなプログラムを実施し、家でも再現できる練習を行いました。


慣れてくると、股関節から大きな動きができるようになってきます。
見違えるような動きに短時間で成長できます!


大きな動きは「ストライド」の獲得につながり、速い動きで「ピッチ」を獲得。この掛け算が「スピード」に変わることを感じてくれたことでしょう。

最後はみんなで走練習!反省を家で反復、そして次の練習へ


練習の最後は、走練習です。


3つのグループに分かれて、それぞれの距離を全力疾走。
学ぶだけではなく、最後に全力疾走の中で再現性を高めることが大切なことです。


そして、その日にできたこと、よかったこと、そして改善すること、1つ1つを反芻し、次への目標と変えて練習会は終了しました。
夏という季節は中高大のどの学生であっても大変差が付く期間です。これは小学生でも過言ではありません。
1つでも多くのことを吸収していきましょう!

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